（FM福岡出演続編）アニメ「ワンピース」がここまで来られた理由は？

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「ONE PIECE FILM RED」
ワンピースフィルムレッドの告知宣伝
（2022年08月06日23時07分撮影）
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ボンバースタジオ生誕29年
（1993年08月06日創業）
※少年ジャンプマルチワールドへ出向した時点で開始
「当時はドラゴンボールZが放映されました」

こんにちは。エムシーネット＠山口県発アニメ情報ガイドです。
1999年10月放映開始のワンピースで初代主題歌「ウィーアー!」を熱唱したジャムプロジェクトのメンバー「きただにひろし」さんがFM福岡さんに出演しました。

「きただにひろし」さんは山口県出身で山口県萩市を紹介しました。ジャムプロジェクトの表記は「JAM Project」で、ドラゴンボールZの主題歌を熱唱した「影山ヒロノブ」ら現在5人のレギュラーメンバーで活躍しています。2000年に結成し、現在23年目として活動しています。

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KRY 山口放送さん放映「ワンピース」
（2022年08月09日02時07分撮影）
(C)尾田栄一郎/フジテレビ/東映アニメーション

ネット遅れで「ビッグマム」編を放映しています。
現実世界で相手を敵に回すだけで恐ろしさが待っています。

なぜ親しくされていない「FM福岡さん」へツイートしたのか？

前文の通り、ジャムプロジェクトが出演する事が2022年08月08日の「DIG FUKUOKA」で判明したためです。本来エムシーネット＠山口県発アニメ情報ガイドであれば、FM山口さんへツイートするのがスジです。しかしながら、タイミングの問題で、どこかの縁結びがFM山口さんのところには存在せず、番組通りに進めるのが本来のスジですのでやむを得ない判断でした。

ワンピース初代主題歌を熱唱しただけで山口県出身の名前を一躍有名にしました。山口県飛ばしまでは発言したくありません。ワンピースは、人気アニメとして全国的に有名ですので、どうしても大都市を中心に巡回するからです。それが答えです。

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めざましテレビで取り上げられている
「ワンピース」新作
（2022年08月09日05時22分撮影）
(C)フジテレビ
(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

「ワンピース」は最初から人気があるアニメではありませんでした。1999年当時の団塊ジュニア世代が25歳以上となり、少年ジャンプ離れが進んだ時期でした。一時期、少年マガジンが逆転する構図も見られました。1980年代の団塊ジュニア世代は、10歳代で、少年ジャンプの黄金期から勢いに乗る形で販売実績を伸ばしました。イチゴ世代「15歳世代」とも呼ばれ、ファミリーコンピューターの販売実績を伸ばし、ドラゴンクエストシリーズも好調でした。

ただ、1990年代のドラゴンクエスト4を皮切りに、団塊ジュニア世代も20歳を迎え、大人になるにつれてアニメやゲームから離脱する人々が増加しました。残ったユーザーは「オタク」とも呼ばれ、ワンピースを視聴する団塊ジュニア世代も、蔑視されました。1990年代のアニメオタクは風当たりが強かった時代でした。

ここから「都心部と地方の格差」が始まりました！
（バブル経済が崩壊したのも1990年代でした）

2000年代に入って、ウェブサイトを開局する事はまだありませんでした。東京へ行くか、山口県で開局するかで、山口県で開局する事に反対するボンバースタジオと父兄の争いが続いていました。ただ、ボンバースタジオ側の墓穴で、少女漫画雑誌「りぼん」のイベントに参加した事が仇となって、状況が変化しました。最終的に山口県で開局する事は、ボンバースタジオも渋々認めざるを得ませんでした。2001年11月01日から開催した第1回アニメ人気投票で「ワンピース」が初代優勝を果たしました。

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2010年代最初の大会開催
「人気アニメ投票リサーチ」
（2022年08月23日23時26分撮影）
(C)少年少女漫画総合版「マンガコーナー」事務局

アニメファン倶楽部人気投票2010年冬季号に掲載された「人気アニメ投票結果」で、実施30回目記念人気アニメ投票リサーチが開催されました。第30回2010年前期人気アニメ投票リサーチを兼ねていました。

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写真撮影による拡大版

第1位が「ワンピース」で、第2位が「イナズマイレブン」でした。2010年08月28日の記録が刻印されていますが、当時は「順位制」でした。現在は、第54回2022年前期人気アニメ投票リサーチ上位大会準決勝の日程が終了しました。

ワンピースは、当時は毎週日曜日のゴールデンタイムに放映したアニメでした。2006年09月で終了し、朝番組に移動されました。そこからワンピースは苦戦を強いられます。地方の大半が打ち切りとなり、一部のフジテレビ系列が放映していました。KRY 山口放送さんも推定ですが放映したと思います。この時期は、人気アニメ投票リサーチでした。

2010年代になってから、ワンピースの在り方を問われました。今まで成績が振るわなかったワンピースに奇襲作戦がありました。第30回記念大会の2010年前期記念でイナズマイレブンと首位対決がありました。結果、ワンピースが勝利しました。そして、打ち切られた地方局もワンピースの放映復帰を果たしましたが、一部の地方局でも放映されていない部分がある事に愕然としたと思います。

2010年代後半では、サンジの幼少期を取り上げたりして、苦難を乗り切ったと思います。長期放映をするワンピースには、色々工夫していく物語を作ったからこそ、2020年代まで来られたと思います。まさに未踏の地です。普通だったら、その場で打ち切られています。ワンピースが広範囲世代のファンに支持されているからこそ成立すると思います。
（エムシーネット＠山口県発アニメ情報ガイド）