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ファミリーコンピューターの流行が起点となる

ボンバースタジオ生誕25年記念企画その10
「僕ら私たちの平成時代(ろ)」
ファミリーコンピューターの流行が起点となる

平成最終日まで「あと03日」
※2019年04月28日現在

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【写真2】
現在保管されている
ファミリーコンピューター本体」
(2019年04月26日18時16分撮影)

1983年07月15日に任天堂さんから発売された家庭用ゲーム機でした。型番は「HVC-001」です。「HVC」は「Home Video Computer」の略です。テレビゲームは「Video Game」が英語翻訳となります。中学校の英語授業でテレビゲームを「TV Game」と答えた生徒さんがいらっしゃいましたが、英語では通じません。1983年当時、ファミリーコンピューター本体の価格は14,800円でした。ファミリーコンピューターの定番ソフト「ドンキーコング」は、1983年当時、アーケードゲームに進出していました。定番ソフトをロムカセット方式にファミリーコンピューター本体のスロットに差し込むことで、アーケードに進出したゲームを家庭でプレイできることが、販売戦略として成功したとされています。その他、ロムカセット方式の先駆けとなったエポック社さんが、1981年07月30日に販売されました「カセットビジョン本体」も家庭用ゲームとしてプレイが出来ました。「きこりの与作」もカセットビジョン本体からカセットを差し込む方式で、一番やりやすいゲームでした。店内では「きこりの与作」が一番人気で、ほとんどのお客様に高評価されていました。

1984年は、任天堂さんのゲームが中心でしたが、1985年からナムコさんの「ギャラクシアン」「パックマン」「ゼビウス」「マッピー」が登場しました。その他、ハドソンソフトさんがファミコンに進出してゲーム大会を開催する水準に達していました。ロールプレイングゲームは、時期尚早でしたが、1986年に入ってからエニックスさんが参入して「ドラゴンクエスト」をデビューしました。1987年に入って「ドラゴンクエストII」が発売されてから一気にブームが広がりました。団塊ジュニア世代が中学生ということで、ゲーム世代では一番人口が多数で消費拡大により、売上も上昇する勢いに発展しました。1988年に入って「ドラゴンクエストIII」が発売されましたが、スクウェアさんが参入したのが「ファイナルファンタジー」でした。山口県周南市文化会館で招致に成功した「2017 BRA-BRA FINAL FANTASY」が2017年05月21日14時00分に開演されたのも「ファイナルファンタジー」の音楽です。ロールプレイングゲームは、「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」の二大巨頭でした。その他のロールプレイングゲームも個人が楽しめられる程度であれば、それなりに売上がありました。

1990年代は、1989年04月21日に任天堂さんから発売された「ゲームボーイ本体」で、誰でも手軽に持てるゲーム機として団塊ジュニア世代を中心にシフト移行となりました。この時期は「昭和時代」から「平成時代」に元号が変わりました。そして、団塊ジュニア世代が高校生となってゲーム離れが進むことになりました。そこから「オタク」と呼ばれたりしました。団塊ジュニア世代が20歳前後になりますと、外に出てパチンコやゲームセンターへシフト移行となり、ファミリーコンピューター本体を処分したり売却したりする傾向も強くなりました。団塊ジュニア世代以降の下の世代は人口減少の影響もありファミリーコンピューター本体の需要も減少しました。


ボンバースタジオ生誕25年記念企画その10
「僕ら私たちの平成時代(は)」へ続く